Homma Museum of Art芸術・自然・歴史の融合/公益財団法人 本間美術館
企画展のみどころ
森の下 月刊 たくさんのふしぎ
『アリクイサスライアリ』
【企画展】昆虫画家稲田務の世界
- 会期/2024年7月19日(金)~9月3日(火)
- 本間美術館・美術展示会場
- 主催/公益財団法人 本間美術館
- 共催/山形県・(公財)山形県生涯学習文化財団
- 後援/酒田市・酒田市教育委員会
- 開館時間/午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
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- 入館料/一般/1,100円(990円)
- 高・大学生/500円(450円)
- 小・中学生/無料
- ※( )内は15名以上の団体入館料
- 上記入館料で国指定名勝「本間氏別邸庭園(鶴舞園)」「清遠閣」もご覧いただけます。
- 休館日/火・水曜日
今井眞利子氏による講演会「画家稲田務と生きて」
- 会場/美術展覧会場
- 料金/無料 ※要入館券、自由参加
稲田務氏の夫人で画家の今井眞理子氏の講演会、稲田氏の人となりや作品制作についてお話しいただきます。
館長によるギャラリートーク
- 会場/美術展覧会場
- 料金/無料 ※要入館券、自由参加
カブトムシ
月刊 かがくのとも
『なつやすみ虫ずかん』
稲田務 え 宮武頼夫 ぶん
1988年8月号
カブトムシ
月刊 かがくのとも
『なつやすみ虫ずかん』
稲田務 え 宮武頼夫 ぶん
1988年8月号
アブラゼミ
月刊 かがくのとも
『なつやすみ虫ずかん』
稲田務 え 宮武頼夫 ぶん
1988年8月号
オニヤンマ
月刊 かがくのとも
『なつやすみ虫ずかん』
稲田務 え 宮武頼夫 ぶん
1988年8月号
アブラゼミの羽化(羽化の始まり・羽化完了)
月刊 ちいさなかがくのとも
『とくべつなよる』
稲田務 え 岡島秀治 ぶん
2009年8月号 福音館書店
月刊 かがくのとも
『ナナフシ』
稲田務 さく
2021年9月号折込付録
原画 福音館書店
薪小屋・雪中の野菜
月刊 かがくのとも
『ふゆのおくりもの』
稲田務 さく
2006年1月号 福音館書店
もうひとつの「稲田務」の世界
静物の細密画
カラスウリ(赤い実と緑の葉)
2002年
ビンの中の巻貝
1999年
自己の存在の証しとして描き遺した黒い絵
大橋町8丁目
2013年
2羽のカラス(部分)
兵庫県神戸市出身の昆虫画家として知られた稲田務さん(1949~2022)の回顧展を開催します。
本展では、24歳の時に描いた『アオカナブン』や『シロテンハナムグリ』から、72歳の最後の仕事になった、福音館書店月刊「かがくのとも」(2021年9月号)『ナナフシ』絵本原画まで、約50年にわたって表現を研究しながら描き続けた絵画を紹介します。稲田さんの絵画は、絵本や図鑑の挿絵として生涯描き続けた昆虫画、「烏瓜」などの植物、瓶や貝殻など身近にある素材をモチーフにして描かれた静物の細密画、発表することなく自己の存在の証しとして描き遺した黒い絵の3つに大別されます。稲田さんが終生貫いて、身近にあった好きなものと内面を見据えて描いたそれぞれの絵画は、どれも命への慈しみと純粋な感性が息づいている世界です。
ぜひご覧ください。