Homma Museum of Art芸術・自然・歴史の融合/公益財団法人 本間美術館
企画展のみどころ
沢庵宗彭《三猿狂歌》
寛永9年(1632)
酒田市指定文化財
【企画展】本間家の茶道具
- 会期/2024年5月31日(金)~7月16日(火)
- 本間美術館・美術展示会場
- 主催/公益財団法人 本間美術館
- 共催/山形県・(公財)山形県生涯学習文化財団
- 後援/酒田市・酒田市教育委員会
- 開館時間/午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
-
- 入館料/一般/1,100円(990円)
- 高・大学生/500円(450円)
- 小・中学生/無料
- ※( )内は15名以上の団体入館料
- 上記入館料で国指定名勝「本間氏別邸庭園(鶴舞園)」「清遠閣」もご覧いただけます。
- 休館日/火・水曜日
学芸員によるギャラリートーク
◉日時/2024年6月9日(日)午前11時より
- 会場/美術展覧会場
- 料金/無料 ※要入館券、自由参加
清遠閣茶会
◉日時/2024年6月16日(日)
[受付時間]午前9時30分〜午後2時30分
長次郎
《黒楽茶碗 銘 さび介》
桃山時代(16世紀)
酒田市指定文化財
《大井戸茶碗銘 酒井》
朝鮮・朝鮮時代(16世紀)
重要美術品
《古瀬戸平茶碗》
室町時代(15世紀)
山形県指定文化財
小堀遠州
《茶杓銘 浮雲》
江戸時代前期(17世紀)
辻与次郎
《尻張釜銘 初音》
桃山時代(16世紀)
《瀬戸金華山茶入銘 老茄子》
桃山時代(16世紀)
千宗旦
《竹一重切花入銘 片雲》
江戸時代前期(17世紀)
山田道安
《枯木鳩図》
戦国時代末期~桃山時代(16世紀)
酒田市指定文化財
酒田の豪商本間家に伝来した茶道具には、財政支援の御礼として庄内藩主酒井家から拝領・伝来したものをはじめ、本間家の菩提寺である浄福寺の住職 菊池秀言から受け継いだもの、酒田の迎賓館として利用された「清遠閣」(現在の本間美術館本館)で客人をもてなすために用いたものなどがあります。その中には、各時代を象徴するような中国産の「唐物」、朝鮮半島産の「高麗物」、日本産の「和物」の名品がそろっており、当館を代表するコレクションにもなっています。本展は、本間家で大切に受け継がれてきた茶道具の名品を展観するものです。
唯一無二の造形的な美しさと面白さ、茶人たちの美意識を感じていただければ幸いです。