Homma Museum of Art芸術・自然・歴史の融合/公益財団法人 本間美術館
企画展のみどころ
会場:公益財団法人 本間美術館・美術展覧会場
- 主催/公益財団法人 本間美術館
- 共催/山形県・(公財)山形県生涯学習文化財団
- 後援/酒田市・酒田市教育委員会
- 開館時間
- 月/午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)11~12月/午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
- 休館日
- 10~11月/無休12月/火・水曜日(祝日の場合はその翌日)
- 入館料
- 一般/1,000円(900円)高・大学生/450円(400円)小・中学生/無料 ※( )内は15名以上の団体入館料
上記入館料で国指定名勝「本間氏別邸庭園(鶴舞園)」「清遠閣」もご覧いただけます。
2人の学芸員が語る「江戸時代に描かれた風景」
長く続いた戦乱の時代が終わり、太平の世となった江戸時代。交通網が整備されたことによって庶民の間で旅行ブームが起こり、日本各地の山や海などの景勝地や名所などの風景が多く描かれるようになりました。
また、何気ない日常の暮らし、神仏への祈りや富士信仰などから生まれた風景画もあり、江戸時代に生きた人々が風景に対してさまざまな想いを抱いていたことがうかがえます。
本展では、江戸時代に描かれた日本各地の多彩な風景画を紹介します。
北前船で栄えた酒田(山形)、日本三景の松島(宮城)、地震により隆起する前の美しい象潟(秋田)、江戸(東京)の各名所、霊峰・富士山など、当時の人々が魅了された風景の数々をお楽しみ下さい。
主な出展作品
江戸の風景
二代 歌川広重《江戸名勝図会 両国橋》 文久元年(1861) 館蔵
- 司馬江漢《御茶水景》 天明4年(1784) 酒田市指定文化財 館蔵
- 初代 歌川広重《東都名所 上野東叡山ノ図》 天保3年(1832)頃 館蔵
東北の風景
《酒田袖之浦・小屋之浜之図》 江戸時代中期(18世紀) 酒田市指定文化財 館蔵
- 二代 歌川広重《諸国名所百景 奥州松島真景》
安政6年(1859) 館蔵 - 初代 歌川広重《湯殿山道中略図》天保年間(1830~44)後期 館蔵
霊峰富士山を望む
- 司馬江漢《鉄砲洲富士遠望図》 寛政9年(1797) 致道博物館蔵
※展示期間:10/15~11/14 - 狩野了承《士峯真景望倉沢図》 文政5年(1822) 致道博物館蔵
※展示期間:11/15~12/13
東海道から「伊勢神宮」へ
《伊勢両宮図》 江戸時代中期(18世紀) 館蔵
関西の風景
- 伝円山応挙《眼鏡絵 三十三間堂通し矢図》 江戸時代中期(18世紀) 個人蔵
- 《江洲日吉山王景図》 江戸時代中期(18世紀) 館蔵