Homma Museum of Art芸術・自然・歴史の融合/公益財団法人 本間美術館
企画展のみどころ
【開館75周年記念企画展】酒井家庄内入部400年記念本間家伝来の宝もの第二部 書跡と工芸品
- 会期/2022年6月3日(金)~7月19日(火)
- 本間美術館・美術展示会場
- 主催/公益財団法人 本間美術館
- 共催/山形県・(公財)山形県生涯学習文化財団
- 後援/酒田市・酒田市教育委員会
- 開館時間/午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 入館料/一般/1,000円(900円)
- 高・大学生/450円(400円)
- 小・中学生/無料
- ※( )内は15名以上の団体入館料
- 上記入館料で国指定名勝「本間氏別邸庭園(鶴舞園)」「清遠閣」もご覧いただけます。
学芸員のギャラリートーク
「本間家伝来の書跡と工芸品」◉6月19日(日)午前11時より
館長のギャラリートーク
「酒井家から拝領・伝来した書跡と工芸品」◉7月3日(日)午前11時より
※新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては変更・中止の可能性もあります。
酒井家からの拝領・伝来品
本間家伝来の書跡
本間家伝来の工芸品
青手古九谷荷葉葡萄文大平鉢
江戸時代前期(17世紀)
青手九谷とは、石川県(加賀藩など)で作られてきた九谷焼のうち、緑の色絵の具を印象的に配色して、絵付けされた磁器のことでです。九谷焼を代表する絵付けとして、日本の色絵磁器の中でも異彩を放つ、独特な様式といえます。
酒田市指定文化財色絵葡萄鳥文瓢形水注
江戸時代前期(17世紀後半)
肥前国(佐賀県)有田にて柿右衛門様式でつくられた把っ手つきの色絵水注です。17世紀後半頃に海外向けの製品としてつくられましたが、本間家に伝わっていることで、国内での流通を示す貴重な作品です。
戦後まもない昭和22年(1947)年五月に開館した本間美術館は、今年で開館七五年の歴史を迎えました。
その間、多くの篤志家や個展を開催した作家からの寄贈、美術館活動における収集によって、幅広いジャンルのコレクションが収蔵されるようになりました。
特に、江戸時代に東日本を代表する豪商、日本一の大地主として知られるようになった本間家から寄贈された美術工芸品が、コレクションの柱となっています。
本展は、開館75周年記念事業として、酒井家庄内入部400年を記念し、本間家に伝来した宝ものを二部構成で紹介する企画展です。
第二部では、天皇や大名、明治維新の英傑たちの書と、東洋の陶磁器や漆工などの工芸品とともに、本間家が酒井家から拝領・伝来した書跡と工芸品も紹介します。