Homma Museum of Art芸術・自然・歴史の融合/公益財団法人 本間美術館
企画展のみどころ
■主催/公益財団法人 本間美術館
■共催/山形県・(公財)山形県生涯学習文化財団
■後援/酒田市・酒田市教育委員会
- 《正保庄内絵図(部分)》寛政3年 酒田市指定文化財
- ・開館時間/午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
・入館料/一般900円(810円)学生400円(350円)小・中学生以下は無料 - ※()内は20名以上の団体料金になります。
※上記入館料で国指定名勝「本間氏別邸庭園(鶴舞園)」「清遠閣」もご覧いただけます。
- [宮城県]英斎《奥州金花山大金寺之図》明治元年
- [山形県]初代歌川広重
《六十余州名所図絵出羽最上川月山遠望》嘉永6年 - [福島県]二代歌川国輝
《諸県名橋画之内 摺上新橋》明治6年
- [岩手県]三代歌川広重
《大日本物産図会 陸中国牧牛之図》明治10年 - [秋田県]三代歌川広重
《大日本物産図会 羽後秋田疑冬之図》明治10年
- [北海道]二代歌川広重
《明治三年現如上人北海道巡錫絵図「歌棄」》明治4年 - [青森県]三代歌川広重
《府県名所図会青森県陸奥外ヶ浜》明治13年
- 《酒田袖之浦・小屋之浜之図》正徳年間 酒田市指定文化財
主な出品古絵図《蝦夷図》江戸時代
《蝦夷古絵図》江戸時代
《仙台領国図》江戸時代 致道博物館蔵
《秋田領国図》江戸時代 個人蔵
江戸時代から明治の文化と暮らしを辿る希少な記録
今年で開館70周年を迎えた本間美術館は、開館以来、多くの美術愛好家からのご寄贈により収蔵品を充実させてきました。
昭和36年には、酒田市出身で日本を代表する浮世絵コレクターである丹波恒夫氏より、東北と北海道に関係する錦絵136点(丹波コレクション)をご寄贈いただいています。
本展では、丹波コレクションを中心とした江戸時代末期から明治時代の風景版画・鳥瞰図を、東北と北海道の風景と人々の暮らしや文化に焦点を当ててご紹介します。約130年~300年前に描かれた風景は、アイヌの人々の暮らし、地震により隆起する前の美しい象潟風景、北前船で栄える酒田、文明開化の街並みなど、タイムトラベルをするように私たちを楽しませてくれます。
併せて、北海道の松前藩や庄内藩、仙台藩などを描いた古絵図も展示します。情報発信や大衆を楽しませることを目的に描かれた風景版画や鳥瞰図と、地図的な性格をもつ古絵図を見比べながらお楽しみ下さい。
【学芸員によるギャラリートーク】
日時/11月12日(日)14:00〜(45分程度)
会場/美術展覧会場