収蔵作品データベース
2020.09.17
色を用いず、墨一色だけで表現する「水墨画」と「書」。墨の濃淡、にじみ、ぼかしなどを巧みに用いる「水墨画」は、鑑賞者を特別な絵画空間へと誘い、文字の形、流れるような筆の運びなどに注目される「書」は、筆者の人となりが表れると言います。
本展では、奈良時代から明治時代までの名品約40点をご紹介します。御用絵師や町絵師、文人、皇族、公家、武家、禅僧など、さまざまな階層の人たちによってつくり出された個性豊かな墨の世界をお楽しみ下さい。