公益財団法人 本間美術館は、「公益」の精神を今に伝え、近世の古美術から現代美術、別荘「清遠閣」の緻密な木造建築の美、「鶴舞園」、さらには北前船の残した湊町酒田の歴史まで楽しめる芸術・自然・歴史の融合した別天地。

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Homma Museum of Art芸術・自然・歴史の融合/公益財団法人 本間美術館

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【期間限定公開】松尾芭蕉の直筆《玉志亭唱和懐紙》

2024.07.28

【期間限定公開】松尾芭蕉の直筆《玉志亭唱和懐紙》

松尾芭蕉が酒田を訪れた729日~89日(旧暦の613日~25日、※途中象潟に滞在)の期間にあわせ、当館所蔵で芭蕉来訪時より酒田に唯一残された遺墨≪玉志亭唱和懐紙≫(山形県指定文化財)を清遠閣にて特別公開します。

この懐紙は、元禄2年(1689)、酒田の近江屋三郎兵衛(俳号・玉志)宅に招かれた折に、瓜のもてなしを受けて即興で読んだ句を染筆したものです。

   初真桑 四つにや断ン 輪に切ン  芭蕉

芭蕉の他、門人の曽良、酒田の町医者の伊東不玉、亭主の玉志の発句も揮毫され、当時の和やかな雰囲気が伝わってきます。

この機会にぜひご覧ください。