Homma Museum of Art芸術・自然・歴史の融合/公益財団法人 本間美術館
information最新情報
2023.10.17
「秋のナイトミュージアム」の開催のお知らせ
本間美術館では文化庁の支援による本間美術館文化観光拠点施設機能強化事業の一環で整備した、国指定名勝庭園「鶴舞園」のライトアップを10月22日(日)から11月26日(日)までの期間の毎週日曜日に実施し、「秋のナイトミュージアム」を開催します。
美術展覧会場では企画展「徳川家と大名家の美」、清遠閣会場では収蔵品展「日本と中国の陶磁器」がご覧いただけますので、日中とは違う夜の本間美術館をお楽しみください。皆様のご来館をお待ちしています。
- 開 催 日:10月22日(日)・10月29日・11月5日(日)・11月12日(日)11月19日(日)・11月26日(日)
- 開 催 時 間:10月:午前9時~午後7時(入館は閉館30分前まで)
11月:午前9時から午後6時30分(入館は閉館30分前まで)
- ライトアップ:日没より
- 入 館 料:大人 1,100円(990円)/学生 500円(450円)/小中学生以下 無料
( )内は15名以上の団体料金
2023.10.16
次回展覧会徳川家と大名家の美
本間美術館には、昭和22年(1947)の開館以来、本間家や多くの蒐集家からのご寄贈、76年に及ぶ美術館活動の中での収集によって、約3,000件もの幅広いジャンルのコレクションが収蔵されています。その中には、戦国武将や大名家にゆかりのある書画、茶道具、武具、婚礼調度など、歴史的にも貴重な品々があり、特に、本間家が財政難に苦しむ庄内藩や米沢藩をはじめとする東北諸藩などに大名貸しを行い、財政改革に尽力した功績などによって拝領した名品は必見です。
本展では、現在放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」にあわせ、当館所蔵の徳川家康の手紙をはじめ、家康に連なる徳川家、庄内藩主酒井家、米沢藩主上杉家などの大名家にゆかりのある美術工芸品や歴史資料を紹介します。
徳川家や大名家の華やかな美の数々をお楽しみ下さい。
関連企画
(1)鷹匠・松原英俊氏による講演会「鷹と生きる」
日 時:10月28日(土)午後2時~3時30分
会 場:清遠閣
定 員:先着50名
料 金:無料 ※要入館券
申 込:お電話(Tel.0234-24-4311)にてお申込み下さい。
(2)学芸員のギャラリートーク
日 時:11月12日(日)午前11時より
会 場:美術展覧会場
料 金:無料 ※要入館券、自由参加
2023.10.03
鷹匠・松原英俊氏による講演会「鷹と生きる」開催のお知らせ
クマタカで狩りをする国内最後の鷹匠として知られる松原英俊氏を講師に迎え、徳川家康も好んだ「鷹狩り」には欠かせない「鷹匠」についての貴重なお話が聴ける機会となります。多くの方のご参加お待ちしています。
2023.09.06
次回展覧会武田史子銅版画展
このたび、本間美術館は23年の時を越えて、再び武田史子銅版画展を開催いたします。武田氏は絵を描くことが好きな子供時代から、多摩美術大学から東京藝術大学に進み、そこで銅版画と出会い、版画家を目指すことになります。東京藝術大学大学院を修了後から、国内外の版画公募展にて多くの受賞を重ね、リュブリアーナ国際版画ビエンナーレに招待出品されるなど、現代版画界を代表する作家の一人として活躍されています。
当館は2000年に、武田氏が銅版画の魅力と独自の幻想的な世界を紡ぎ始めた時代の、1989年の東京藝術大学卒業制作から近作までを網羅した展覧会を開催いたしました。
本展は、前回を引き継いで2001年から昨年までの作品50点に初期の作を追加して構成いたします。エッチング、アクアチントの技法に、ときに手彩色を加えた銅版画は、武田氏が「日常と空想の狭間の表現を大切にしている」と語るように、内面を深く観照して生み出された風景や静物は、銅版画特有の微妙な黒の諧調で美しく、静謐で豊かなイメージで紡がれ、武田氏独特の世界を創り上げています。ご堪能いただければ幸いです。
◆関連イベント
武田史子氏によるアーティーストトーク
日時:9月10日(日)午後2時より
会場:美術展覧会場
※予約不要、入館券が必要となります。