公益財団法人 本間美術館は、「公益」の精神を今に伝え、近世の古美術から現代美術、別荘「清遠閣」の緻密な木造建築の美、「鶴舞園」、さらには北前船の残した湊町酒田の歴史まで楽しめる芸術・自然・歴史の融合した別天地。

公益財団法人 本間美術館

Homma Museum of Art芸術・自然・歴史の融合/公益財団法人 本間美術館

展示スケジュール

公益財団法人 本間美術館 [山形県 酒田市] > 展示スケジュール2016

美術展覧会場

おめでたい吉祥の世界

おめでたいこと、おめでたい前兆を意味する吉祥は、古くから人々に親しまれてきた富士をはじめ、伝説上の生き物である鳳凰や麒麟、中国伝来の松竹梅や鶴亀、七福神など、絵画の画題や工芸品の文様に見ることができます。
 本展では、一年の始まりにふさわしい富貴や長寿、子孫繁栄など、さまざまなおめでたい意味が込められた、吉祥の絵画・漆工・陶磁器などをご紹介します。また、今年の干支「申」(猿)に関連した作品も併せて展示します。

おめでたい吉祥の世界

酒田雛街道20周年雛祭 古典人形展

昭和23年より続く本間美術館の雛祭。お雛様のやさしい微笑と、御所人形や衣装人形などの古典人形が雅な世界へお誘いします。 特設ページはこちら

酒田雛街道20周年 雛祭 古典人形展

円山応挙と京都画壇

十八世紀の京都画壇を代表する画家・円山応挙と、親交のあった与謝蕪村、皆川淇園、ライバルと称された曾我蕭白、破門されたと伝わる弟子の長沢芦雪など、応挙周辺の画家の作品をご紹介します。

※4月17日(日)学芸員によるギャラリートーク

円山応挙と京都画壇

円山応挙 鼬図

市中山居の茶唐物・高麗物・和物

本間家が庄内藩主酒井家より拝領した茶碗・茶入を中心に、本間美術館を代表する茶道具を一堂に展示します。「わひ・さび」の心を伝える格式ある姿をご鑑賞下さい。

※5月22日(日)学芸員によるギャラリートーク

市中山居の茶 唐物・高麗物・和物

高麗青磁象嵌平茶碗

祈りの芸術

酒田市・浄徳寺の≪当麻刺繍曼荼羅≫(県文)を中心に、信仰の対象となった絵画や書など、人々の強い祈りによって生まれた芸術をご紹介します。

※7月17日(日)学芸員によるギャラリートーク

祈りの芸術

当麻刺繍曼荼羅 浄徳寺蔵

戦没画家 岡部敏也-天才が遺した25年-

日本画家として将来を嘱望されながら、若くして戦死した酒田市出身の日本画家・岡部敏也。その25年の生涯で遺した作品や手紙などの資料をご紹介します。

※8月11日(木・祝)館長によるギャラリートーク

戦没画家 岡部敏也 -天才が遺した25年-

知秋 個人蔵

武家の美術

庄内藩主酒井家や米沢藩主上杉家伝来の美術品をはじめ、大名家などに関連する書、絵画、工芸をご紹介します。また、国指定重要文化財「市河文書」も公開いたします。

※9月11日(日)学芸員によるギャラリートーク

戦後画家岡部敏也 -天才が遺した25年-

酢漿草・梅鉢紋散若松唐草蒔絵鏡台・鏡巣

広重東海道五十三次展-名所を楽しみ、歴史に触れる-

浮世絵師・歌川広重の代表作「東海道シリーズ」から≪保永堂版 東海道五十三次≫を展示します。広重が得意とする抒情的な名所風景を楽しみ、描かれた江戸風俗から歴史にも触れてみましょう。

※10月23日(日)学芸員によるギャラリートーク

戦後画家岡部敏也 -天才が遺した25年-

東海道五十三次ノ内庄野個人蔵

女流作家の美

絵画や書、文学を創作する女性は、時代の中で「女流作家」と呼ばれてきました。本展では、近世・近代・現代に活躍する女流作家の絵画や書をご紹介します。

※11月13日(日)館長によるギャラリートーク

女流作家の美

伊藤みさと 樹

若き激情の画家小野幸吉

酒田出身の洋画家・小野幸吉は、20年という短い生涯を絵筆を持って激しく駆け抜けました。遺された作品には、激情的なタッチの中に痛々しい程の繊細な心が表れています。芸術に対し、純真に向き合い生きた生のリアリティをご覧ください。

※2月5日(日)館長によるギャラリートーク

若き激情の画家 小野幸吉

帽子をかぶる男

清遠閣

前期収蔵品展

①武家文書を中心に[4/9(土)~7/4(月)]
②俳諧資料を中心に[7/5(火)~8/23(火)]

前期収蔵品展

①直江兼続書状 吉江玄蕃宛

中期収蔵品展日本と中国の陶磁器を中心に

中期収蔵品展 日本と中国の陶磁器を中心に

色絵葡萄鳥文瓢形水注

後期収蔵品展浮世絵版画を中心に

後期収蔵品展 浮世絵版画を中心に

歌川国虎 浮絵深川富賀岡八幡宮之図