Homma Museum of Art芸術・自然・歴史の融合/公益財団法人 本間美術館
企画展のみどころ
旅人
1957年
リトグラフ
【開館75周年記念企画展】瑛九-永遠の旅人-
- 会期/2022年9月9日(金)~10月11日(火)
- 本間美術館・美術展示会場
- 主催/公益財団法人 本間美術館
- 共催/山形県・(公財)山形県生涯学習文化財団
- 後援/酒田市・酒田市教育委員会
- 開館時間/午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 入館料/一般/1,000円(900円)
- 高・大学生/450円(400円)
- 小・中学生/無料
- ※( )内は15名以上の団体入館料
- 上記入館料で国指定名勝「本間氏別邸庭園(鶴舞園)」「清遠閣」もご覧いただけます。
学芸員のギャラリートーク
「瑛九のこと」◉日時/9月25日(日)午前11時より
※新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては変更・中止の可能性もあります。
海辺の孤独
1957年
リトグラフ
ともしび
1957年
リトグラフ
拡声器
1957年
リトグラフ
失いし時
1957年
リトグラフ
ピエロ
1957年
リトグラフ
青のワルツ
1957年
リトグラフ
木の上
1956年
リトグラフ
白サギ
1955年
エッチング
会話する家
1954年
フォト・デッサン
旅人
1957年
リトグラフ
小さき恋
1957年
リトグラフ
戦後の新時代を切り開いた「前衛美術の先駆者」である瑛九の偉業の数々を御覧あれ。
瑛九(本名:杉田秀夫/1911~1960)は、前衛的な美術表現であったフォト・デッサン(印画紙に直接対象を置いて感光させる写真技法)をはじめ、油彩画、銅版画、リトグラフ、写真など多岐にわたる芸術分野で活躍したマルチ・アーティストです。昭和26年(1951)には、泉茂や早川良雄らとともに、公募展という枠の打破を主張する自由な芸術家団体「デモクラート美術家協会」を結成し、日本美術史に大きな影響を与えました。
本展は、瑛九が1956年から1957年にかけて集中して制作したリトグラフの作品を中心に紹介し、戦後の新時代を切り開いた前衛美術の先駆者である瑛九の偉業を再認識するものです。